後日乗

ごにちじゃう Life After Tuck in Tokyo

米国Dartmouth College, Tuck SchoolでMBAを取る過程を
365日x2年余すところなく記した「ダートマス日乗」
帰国後 東京における日々を「後日乗」として 再び記す
(副題としてはあまりに長い)
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ルーツへの旅一日目: 再会、対面、コンサート
熊本・鹿児島へのルーツ旅行について。

結局、滞在中にブログを更新することはできませんでした。
ほとんど、極私的な備忘メモになりそうなのですが、記しておきたいので、ご容赦のほど。


<再会>

朝早くに自宅を出て、昼前に熊本空港に到着。

昼は、新卒で入社した会社で同期であったT君一家と熊本市内でランチ。

T君は、今から十数年前には、同期であった妻も含めて毎週のように朝まで飲んでいた仲間だ。
我々同期は本当に仲が良く、さまざまな時間を一緒に過ごした。

郷里の熊本に戻ってコンサルタントをしている彼と会うのは、約五年ぶり。
本当に久しぶりの再会である。

同じく久しぶりに会った奥様のMさんと、先日生まれたばかりのT家の愛嬢を囲んで、時間を取り戻すランチだった。



<対面>

その後、急いでホテルにチェックインし、タクシーで祖父母宅へ。
祖父母に会うのは、我々夫婦は8年ぶり。子供たちはいずれも生まれて初めての対面である。

祖父母宅には叔父夫妻も来ており、こちらは我々の結婚式以来十年ぶりの再会であった。

僕が娘の年齢の頃、何度も来ていた祖父母の家。
家の中は当時と変わらないが、僕も祖父母もあれから三十ほど年をとった。

祖父は94、祖母は88。
腰骨を折って入院していた病院を先日退院したばかりの祖母は、ほとんど介護用のベッドに寝ていた。
それでも、我々が到着したときには起き上がって出迎えてくれる。

途中、息子と祖父が手をつなぐ。
94歳の祖父と1歳の息子。
93年間の年月の間に、母と僕を挟んでDNAを受け渡した二つの手。
しわしわの骨太の手と、ちいさなちいさな手。

「もう生きてるうちに会うこともなかろうが」
と祖父母は繰り返す。

でも、ひ孫に会えて嬉しそうにしてくれたことが、とにかく嬉しく、そして感慨深い時間だった。

会うことができて、本当に良かった。


90年の年月を超えて対面した、ふたり。


<コンサート>

夕方。
タクシーで、祖父母宅から十数分走ったところにある文化ホールへ。

企業価値評価セミナーで出会った福岡の古澤社長が、わざわざ熊本へ遠征してくれ、我々一家をもてなしてくださるための特別コンサートを開いてくれたのである。



歌を歌ってくれたのは、古澤社長の友人で、歌手であり陶芸家でもある英一郎さん(同じく福岡在住)。



名古屋の濱口さんのブログで存在を知ってずっと気になっていたので、こんなかたちでお会いすることができて感激もひとしお。

会場に入ると、福岡の「薬屋の若旦那」ことKさん一家の顔があり、これもびっくり。
もう間もなく、結婚十周年とのこと。
おめでとうございます!

数百席ある立派な文化ホールの、フロントローに座る客は我々一家とKさん一家のみ。

ステージの上には、英一郎さんとMCの古澤社長。
ミキシングルームには、音響・照明等のスタッフが二名。
なんて贅沢な空間。





贅沢な空間で、とても幸せな気持ちで歌を聞かせていただいた。

オリジナル曲も、素晴らしかったし、
「竹田の子守歌」も、胸にぐっときた。
「You've Got a Friend」もよかった。
途中、なぜか「Stand By Me」を歌わせてもいただいた。

徘徊する長男をケアしていただいたKさんにも感謝です。


こんな立派なホールを押さえていただいて、本当に感激でした。
福岡から熊本まで遠征して、このコンサートを実現していただいたお二人に、何と御礼してよいか分からぬほど、感謝しています。



その後は、熊本市内へ移動して、皆で食事。
娘もKさん一家のお子さんたちと友達になれて大喜び。

最後は、古澤社長と英一郎さんと三人でバーで飲み、午前三時までなぜかカラオケをして今回の旅の初日を締めくくったのであった。
(英一郎さん、歌うまかったなあ。。。当たり前か)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

再会、対面、コンサート。
すべて、とにかく幸福で、感謝したい時間だった。


若かりし日、一緒に濃密な時間を過ごした仲間。
何者になれるか分からずに共に頑張っていた仲間が、遠くで今も頑張っていることは、僕をいつも励ましてくれます。

僕のルーツであり、娘と息子のルーツであり、戦争期の辛い抑留体験を含めて90年もの人生を生き抜いてきた、尊敬すべき祖父母。
別れはそう遠くないけれど、笑顔でいきましょうね。
今度はお二人が僕の孫になるのかもしれませんから。

そして、もったいないような時間を創り上げていただいた大切な友人。
空間は、たしかに二人の気持ちで満たされていました。


皆さんに感謝したい。
皆さんのお陰で僕は生かされています。



古澤さん、英一郎さん、素晴らしい時間を本当にありがとうございました。
| 橋口寛 | 後日乗 | 23:59 | comments(7) | trackbacks(0) |
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結局駆けつけることができず、すみませんでした。。

えいちゃんの歌。。最高ですよね〜!!
| tsuiteru | 2006/03/31 8:44 PM |

人の縁って、本当にすごいですよね。
| はま | 2006/03/31 9:43 PM |

「英一郎in東京」実現させようね♪
| おぷる | 2006/03/31 9:49 PM |

コンサート。なんて素敵な演出。

まさにYou've Got A Friend。

| Naoki | 2006/04/01 6:38 AM |

tsuiteruさん:

いえいえ。とんでもない。
いやー、英一郎さん、よかったっす。。
| 橋口 | 2006/04/03 4:55 PM |

naokiさん:

ですね。
「You've Got A Friend」で、
あのプロジェクトのことを思い出しました。
| 橋口 | 2006/04/03 9:22 PM |

はまさん:

そうですね。
人の縁こそすべてですね。


おぷるさん:

成功させるばい!
| 橋口 | 2006/04/04 11:19 AM |










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