後日乗

ごにちじゃう Life After Tuck in Tokyo

米国Dartmouth College, Tuck SchoolでMBAを取る過程を
365日x2年余すところなく記した「ダートマス日乗」
帰国後 東京における日々を「後日乗」として 再び記す
(副題としてはあまりに長い)
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田沼たかし 当選!!!

12月17日(月)未明に、我が朋友、田沼たかしが衆議院議員選挙に当選しました。

16日(日)22時くらいに、小選挙区千葉一区で一度敗退が決定(民主のたじま要さんが当選)し、それからは惜敗率に基づいて比例の復活当選がなるかどうかをずっと計算しつづけながらの時間でした。

午前0時45分頃、ホワイトボードに書き込まれた比較対象の選挙区よりも田沼の惜敗率が高いことがほぼ確定。
ほぼ時を同じくして、維新の会に割り振られる比例議席や3から4に増えました。

これで論理的にはほぼ田沼の当選が固いはずだ、という状態になってからは、もうどうしようもなくドキドキしながらの永遠に思えるような1時間弱でした。

最後は仲間たちと立ちあがって肩を組みながら壁にプロジェクションされたNHKの選挙速報を見つめていました。
「比確 田沼隆志」
という文字が出た瞬間。
狭い事務所は文字通りの爆発状態になりました。

選対のイトウ君もカネコ君も大声で叫び、お父さんが泣き、本人も泣き、奥様も泣き、仲間たちも誰もが皆泣きながら声にならない叫びをあげました。


あっという間の、長い長い戦いでした。
過去のさまざまなことからの記憶を振り返ると本当に言葉にならない思いがいたします。


田沼たかしは己の志だけで、これまでずっと無所属で戦ってきた男。

今回維新の会という政党に合流したとはいえ、既成の政党に比べればぜい弱を絵に描いたような体制でした。

支持基盤となる組合、業界・宗教団体、党本部から人と金が大量に送りこまれる既成政党に対して、
田沼陣営は金はなく、人はすべて思いに感化されたボランティアだけで構成されていました。

延べ参加人数はおそらく数十倍違うと思われます。
それでも外へのエクスポジャー(例えばジャンパーを着て街宣する人の数)があまり変わらないように見えたとしたら、それはひとえに「シフトの濃密度」が数十倍高かった、ということでしかありませんでした。
分かりやすく言うと「他の陣営のように交代して休むような人的余裕がなかった」のです。

選対本部の要職をつとめる学生ボランティアたちも、紙の触り過ぎで脂分が抜けバリバリにひび割れてしまった指を軍手でおおって、毎晩毎晩ほんの短時間の仮眠だけで全力疾走していましたが、選挙期間中に高熱を発して倒れることも何度もありました。

高熱で荒い息を吐きながら深夜の事務所で作業をする彼らに「もういいから、とにかく休め」といいながら、涙が出る思いでした。

12月9日(日)の決起大会で、田沼は演題の上でイトウ君やカネコ君たちについて触れようとして感極まって嗚咽したまま、しばらく何も言うことができませんでした。
イトウ君は翌日の準備で決起大会にも来られませんでしたが、あとから伝え聞いた彼らにとってはどんな言葉をも上回るものだったでしょう。

 

「最後は絶対に勝つ」と信じて仲間たちと全力で応援した三週間でしたが、正直ほんの少しだけ「そうはいってもやはり既成政党は強いし、ダメかもしれない」という思いもなかったわけではありません。

万が一落選したらどうしよう。
事務所の中はガランとしてしまうだろう。
最後まで残って田沼と家族の労をねぎらってあげるのが自分たちの役割だ、というような失礼な思いも頭の中には実はありました。


そんな中、最後の最後に勝たせていただき、田沼を国政の場に立たせていただいたことに感謝を申し上げたいと思います。

田沼は、これから重く大切な責任を背負ったと思います。
これからも全力で彼を支えていきたいと思います。

そして、自分の持ち場で自分にできることに対して、常に全力を尽くして行きたいと思います。

問いかけにこたえてボランティアをしていただいた皆様、寄付をしていただいた皆様、本当にありがとうございました。

 

| 橋口寛 | 後日乗 | 23:59 | comments(0) | trackbacks(1) |
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