後日乗

ごにちじゃう Life After Tuck in Tokyo

米国Dartmouth College, Tuck SchoolでMBAを取る過程を
365日x2年余すところなく記した「ダートマス日乗」
帰国後 東京における日々を「後日乗」として 再び記す
(副題としてはあまりに長い)
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諸行無常
夜、東京ドームにて、巨人・阪神戦を観戦。

腰痛に前かがみで歩きながら、先週の試合でスライディングして擦りむいた左膝からいまだ血をしたたらせながら、Tシャツ・短パン姿でドームに向かう。

いつもは、「ハードコア」なタイガースファンの皆さん(前の職場及びその前の職場には、本当にディープなファンが多いのだ)と、観戦することの多い私だが、今日一緒に出かけたのは「ソフト・タイガースファン」若干名と、そもそも野球自体にあまり興味のない人々。

そんな方々にとっても、タイガースファンの生態そのものが、とても興味深いようでした。
楽しんでいただけて良かった。


試合は11−0という一方的な展開に。

まず、試合開始前のオーダー発表を見て、とても感慨深い思いを抱く。
1.木村
2.亀井
3.二岡
4.李
5.ディロン
6.阿部
7.大西
8.小坂
9.工藤

怪我人が出ているとはいえ、これがジャイアンツのオーダーか?というような威圧感のないメンバー。

他方、タイガースは、主軸の今岡が抜けていることを感じさせないオーダー。


5年前、試合開始前のオーダー発表から、彼我の実力差を思い知らされて、切ない思いをしたことを思い出す。

わずか五年間で、立場は完全に入れ替わってしまった。

諸行無常。
盛者必衰。

今は栄えているタイガースも、バルサも、自民党も、アメリカも、トヨタも、すべていつかは必ず衰える。

今は生きて動いている我々の肉体が、やがて朽ちていくように、それは動かしえない真実である。


それにしても、「弱いジャイアンツ」はあまりにも寂しい。
できるだけ早く復活願いたい。

| 橋口寛 | 阪神タイガース | 16:19 | comments(0) | trackbacks(0) |
開幕
 2004年の阪神タイガースのシーズンが金曜日に開幕した。対戦相手は仇敵読売。本日、ドームでの開幕三戦目をトラキチT氏と共に見に行ってまいりました。
  結果は、素晴らしい勝利!矢野、キンケード、金本のホームラン三発。下柳のいつもながらつかみどころのない粘投。赤星・金本の相手バッテリーをあざ笑うかのような盗塁。隣に座った読売ファンの青年二人組より、「ちょっと強すぎますよ。少しは手加減してくださいよ」と言われるほどの文句なしの試合であった。
  昨年は、半信半疑のまま1シーズンが過ぎてしまったような感があるが、こうしてあらためてチャンピオンチームになり、堂々と読売相手に戦う我がタイガースを目の前にすると、どうにもこうにも感慨深いものがある。遠い目をしてしまうのである。

  以前、TUCK SCHOOLでの留学生活を綴ることを目的としていた「ダートマス日乗」にも、何度か主題とはまるで関係のないタイガースに関する記述が登場するが、それらはほとんど例外なく悲しい内容ばかりだった。

2001年3月30日(金) 「阪神開幕戦」より
パ・リーグにつづき、いよいよセ・リーグも開幕した。我が愛するタイガースの開幕戦の相手は、にくき読売である。
が。。。。予想を上回る大敗であった。3−17って何ですか?
それにしても、彼我の実力差はどうにも覆いがたく、見ていて切なくなってくるほどであった。上原が150kmに迫るストレートで押しまくる一方で、我が虎チームは、星野・伊藤・川尻などが130km前半のストレートを少しでも早くみせようと、あの手この手でかわしにかかるのだが、いとも簡単にはじき返される。しかも、打球のスピードがタイガースの打者とは数段違うのだ。
読売のバッターのトスバッティングの打球スピードを計測する番組を見たが、皆160km台を出していた。おそらく、阪神の打者のそれは彼らより軒並み20〜30kmは遅いだろう。ただでさえ、小粒な打線から新庄・大豊が抜けた今年、いったいこれでどうせえっちゅうねん、と悲しくなるような戦力である。それでもファンはやめられないんだなあ。まあ、今年も一年間、頑張っていきましょう!

2001年6月23日(土) 「嗚呼タイガース」より
MBA友の会のトラキチMさんと、神宮球場のヤクルト対阪神戦を観戦する。三塁側内野席最上段、そこから見下ろす、すり鉢状のスタンドに囲まれたグラウンドは、実に気持ちのいい眺めであった。
しかし、試合の方は眺めとは対照的に最低な内容。石井一久の前に手も足も出ず、12三振、わずかニ安打で、0−3の完敗であった。スコアボードのメンバー表を見ているだけで切なくなるくらい力の差が歴然であった。
「こんなんで勝てるはずないよ!ほら、この回も点取られるよ!俺分かるもん!」と意味不明の悪態をつきまくり、「矢野じゃダメだよ!馬鹿なんだもん!」と、キャッチャーの矢野批判を繰り返した挙句に、7回裏に憤然と席を蹴って帰っていったおっさん(タイガーススタジャン着用)。
「せっかく応援に来たのに、点とれないの?」とお父さんを見上げる子供(タイガースうちわ購入)。
そして、悄然と帰宅の途につく、我々おっさん二人(タイガースメガホン持参)。
嗚呼、かくも報われぬか、タイガースファン!
打席に入る広沢(背番号31)にかけられた、「頼むぞー掛布ー!!」の野次が、今日一番のナイスプレーであった。
しかし、離日前最後に、と見に行ったこの試合もある意味、タイガースらしいといえばらしい試合である。
二年後、生まれ変わったように打ちまくっているであろう猛虎打線を信じつつ。



見事、生まれ変わったではないか!打ちまくっているではないか!読売ファンから「手加減してほしい」などと言われる日がわずか三年後にやってこようとは誰が想像しただろうか。ああ、何事も不可能などということはないのね。
十年連続Bクラスの間、三年連続最下位の間、「せっかく応援に来たのに点取れないの?」という切ない問いかけが、あちこちで繰り返されていたのだ。
この十年間の暗黒時代に何度も何度も何度も何度も繰り返された我々タイガースファンの嘆き。それを思えば、少しばかり常軌を逸したかのように思える球場通いも、どうか大目に見てやってほしいのだ。世のタイガースファンを伴侶に持つ奥様よ(特に我が妻)。
| 橋口寛 | 阪神タイガース | 23:38 | comments(0) | trackbacks(0) |
野球ファンの「聖地」
  職場のタイガースファンの人々と、四谷の居酒屋「あぶさん」に集まり、呑んだ。「あぶさん」は、知る人ぞ知る、野球ファンの集まる店である。店内には、野球選手が来店した時の写真(若かりしイチローの写真も何枚か)が所狭しと飾られており、野球グッズ(グローブ、バット、ボール、からスコアボードの選手名まで)が店の空間という空間を埋め尽くしている。野球好きとしては、その場にいてグッズを眺めているだけで幸せな気分の高揚に浸れる場所なのである。
  店主の石井さんは、野球界において大変に有名な人。皆で今年の展望を熱く語っていると、石井さんも我々のテーブルに参加して一緒に飲んでくれた。石井さんと話している、というだけで、なんとなく舞い上がってしまう我々であった。
  やがて、店に一本の電話がかかってきた。石井さん、受話器をとってなにやら話している。
「ああ。今ここにもすごい阪神ファンの連中が集まってるんだよ。ちょっと変わるから」と言うと、「ほれ」と僕に受話器を渡す。「松村からだから」。
  電話に出てみると、阪神ファン仲間の松村邦洋氏である(面識ないけど)。仕事中に電話をかけてきた彼は、いきなり相当アルコールの入った連中につかまって困惑気味ではあったが、とても丁寧に応対してくれた。
  その後も気がついたら午前二時前の閉店時間まで石井さんと一緒に飲んでしまった我々は、四谷の町で六甲おろしを放歌高吟して散会したのであった。
  野球ファンの聖地である「あぶさん」で呑み、石井さんと飲み、松っちゃんと話した今宵、分からない人にはまるで分からぬであろう、と思いつつ、一野球ファン・阪神ファンとしては、やはり幸せなことこの上ない夜だったのである。(少し飲みすぎた)
| 橋口寛 | 阪神タイガース | 23:33 | comments(0) | trackbacks(0) |
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