後日乗

ごにちじゃう Life After Tuck in Tokyo

米国Dartmouth College, Tuck SchoolでMBAを取る過程を
365日x2年余すところなく記した「ダートマス日乗」
帰国後 東京における日々を「後日乗」として 再び記す
(副題としてはあまりに長い)
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仲間の壮行会
名古屋から新幹線で帰京し、
二時間遅れて、銀座で開かれている友人の壮行会に参加する。

MBA受験勉強中の仲間のひとりが、
このたびロンドンに転勤することになったことを送る会だ。


集まったのは10人ほど。

ベンチャー社長、
ベンチャーCOO、
PEファームディレクター、
戦略コンサルタント、
会社員、
などなど。。。

出会ってから、約8年。
皆、肩書きとはかけ離れた、バカばかりなり。


皆から、
「ブログが、あまりにも綺麗すぎる!」
「あれでは、皆に勘違いされる!」
「今日のこの様子は、いったいどう書くつもりなのか!」
と、激しい不満の声が寄せられたので、
非常に迷ったのですが、、、
(ありのままに書くべきか否か・・・きれいにまとめるべきか・・)

上場を控えた社長のコンプラ面も慮って、
「皆、相変わらず変わってなかったけど、
そろそろ立場もあることだし
変わった方がいいのではないでしょうか?」
と書くにとどめておきます。
(お前もな、という返信禁止)
| 橋口寛 | MBA | 23:59 | comments(0) | trackbacks(0) |
仲間たち
MBA受験準備中の仲間の一人が、現在留学中のアメリカから一時帰国している。
当時の仲間達で久しぶりに集まった。

集まったのは、6名。

ビジネススクールは、Tuck, Tuck, Kellogg, Kellogg, UCLA, Indiana。
職業は、戦略コンサル、官僚、ベンチャー社長、商社マン、エンタメ、そして僕。

数日ぶりに会った仲間もいれば、
数年ぶりに会った仲間もいる。

それでも、こうして会えば、一瞬であの頃の関係性に戻る。
志望校に留学することが、とてつもない大きな目標に思えたあの頃。
自分が何ものになれるのか、分からぬままに無闇に高揚していたあの頃。


集まったのは、六本木のいつもの店。
その後、二次会に出かけたのもまた、いつもの店。

留学直前の壮行会に集まり、
皆でビールかけをした店だった。


一次会では、最近しないような飲み方をして、記憶を失ってしまった。
ぶつ切れの記憶の中で、皆で馬鹿騒ぎをして、ずっと笑っていたことだけは
覚えている。


ごくたまにしか会わなくても、
こういう仲間達がいて幸せだと思った。
| 橋口寛 | MBA | 23:59 | comments(0) | trackbacks(0) |
MBA友の会壮行会
如水会館で、毎年恒例のMBA友の会主催の壮行会が行われた。

夕方から行われた幹事会に参加し、そして「Class of 2008 Good Luck Party」の会場へ。

”Class of 2008”か・・・。
会場入り口に掲げられたその数字が既に感慨深い。


留学中の2002年を除き、ここ五年間毎年参加してきたこのイベントだが、今年は過去最多の参加人数による盛会だった。
実行委員の人々は、さぞ大変だったことでしょう。

・多くの人々と久しぶりに旧交を温めた。
・新たに多くの人々と出会った。
・ゲストスピーカーのダイエーの樋口社長に大変好感を持った。
・5年前の自分達の壮行会のことを思い出した。


会場にいるすべての人と話すことはできない。
それでも、100人近い人々と話す。
その100人には、さまざまな人々がいる。

謙虚な人。
愉快な人。
輪に入れずに漂う人。
その人々にさりげなく気を使える人。
トップスクールに受かったというだけで早くも天狗になる人。
一方で、実るほどに頭を垂れる人。

そのすべてが、勉強になることだった。



卒業後、Business Schoolの世界に触れる機会は、滅多にないのだが、木曜日以降、Tuck World Business Forum、Tuck Business Insight、MBA友の会Good Luck Partyと、三日連続でMBA関連のイベントがあった。

懐かしく、初心を思い出させてくれた三日間でした。
| 橋口寛 | MBA | 23:59 | comments(0) | trackbacks(0) |
歓迎会
表参道で友人Oさんを囲む歓迎食事会。

Oさんは、戦略コンサルタント(僕の大先輩でもある)⇒起業⇒売却⇒イタリア・ミラノ(SDA Bocconi)でMBA取得⇒某Jリーグチームの取締役というユニークな経歴の持ち主。

関西のJリーグチームだったので、なかなか会う機会は多くなかったが、会うたびに刺激をくれる存在である。

そのOさんが、このたび企業再生ファームのディレクターに転じ、久しぶりに東京へやってきた。
今日は、彼の転職・再上京のお祝い会だったのである。


一緒に彼を囲んだのは、Oさんと同じくBocconi出身のM氏、スペインのビジネススクールIESE出身のL氏、TUCKの同級生で最近アンチエイジングの会社を起業したT氏、の三人。


ほとんどの時間、馬鹿話をしながらも、合間合間の真面目な会話の中でいろいろと考えさせられることが多かった。

それぞれが、さまざまな選択を経て今に至っている。
これからも、さまざまな選択を繰り返していく。

オプションは無限である。
そこに有限性を与えているのは、すべて自分自身の心である。


| 橋口寛 | MBA | 23:59 | comments(1) | trackbacks(0) |
大変な時こそ楽しかりけれ
つい先日、今年MBA受験をするという受験生のご夫妻を自宅に招いてお茶をしながら、色々な話をしていた。

私費で、家族持ちという共通項を持つ彼らに、我々夫婦のの経験をお話する。
少しずつ薄れつつある留学準備時代や留学中の体験の記憶を、掘り起こしながら話をしているうちに、あらためて色々なことを思い出した。

今になって思えば、そういえばこんなこともあったなあ、という感じである。


・学校から借金をして、それでも足りずに何度もお金が尽きる危機に直面したこと。
・最後は、同級生にまで借金をしてようやく卒業したこと。
・現地で低所得者層が受ける生活保護を受け、妻はミールクーポンをよく受け取りに出かけていたこと。
・周囲の学生が四駆の新車を買う中で、最も値段の安いボロボロのミニセダンの中古車しか買えず、そのために厳寒の冬に車がエンコし、死ぬかと思ったこと。
・マイナス30度になる冬場は、携帯電話が命綱にもかかわらず、お金がない我々は携帯をもてなかったこと。
・娘をナーサリースクールに入れてあげたかったが、お金がなくて入れられず、スーパーマーケットの託児コーナーを「ようちえん」と呼んで時々連れていっていたこと。
・派遣留学生が旅行・ゴルフ三昧をしている夏季休暇の間に、一円でも多く稼ぐために14週間休みなく丸々サマーインターンを行ったこと。
・周囲の学生が小奇麗なアパートメントに住む中、オンボロのあばら家にしか入居できなかったこと。


忘れていたけれど、あらためて記憶を引きずり出して言葉にしてみると、何とも「貧乏の悲哀」に満ちた学生生活であったかのように思える。
留学中、常に僕の頭を占めていたことは、成績や就職のことではなく、「お金」であった。

でも、実は、そういう時こそ楽しかったのだ。

「もう銀行残高が底を尽きそうだ。このままじゃ卒業まで持たない」
という話を夜中のリビングで妻としていた時も、悲哀というよりも、「何とかなるだろう」という根拠不明の明るさと、トラブルを楽しむようなテンションがあった。


それは、今後の人生にとっても、示唆に富むこと、でもある。

人はどうしても、安定を好み、トラブルを避けようとしてしまいがちだ。

しかし、後から振り返ってみると、平坦な道よりも、トラブルに満ちた道の方が、ずっと楽しい。

トラブルに対処し、くぐり抜ける過程そのものが楽しく、そして一緒にくぐり抜けた仲間との間には、「戦友」のような仲間意識が生まれる。
僕と妻は、借金留学生活を経て「戦友」になった。
仕事でも、大変な時にこそ、後で振り返ってみると楽しい思い出になり、戦友意識が生まれるものだ。
何事もなく平坦な時期は、振り返ってみても思い出すことさえ出来ない、人生の記憶の真空地帯であったりする。


平坦な道だけを好み、ひたすらトラブルを避けるような人生はやめよう。
トラブルに対して、「バッチ来い!」(笑)という姿勢で生きよう。

あらためて、そんなことを思った。
| 橋口寛 | MBA | 14:29 | comments(12) | trackbacks(0) |
MBA夏祭り
渋谷のセルリアン・ホテルで行われた、プリンストン・レビュー主催の「MBA夏祭り」というイベントに参加した。

このイベントは、世界のトップビジネススクール21校の卒業生が一同に会して、ブースを設け、MBA受験生の人々の質問に対して回答するというもの。

TUCKからは、T'03の私、T氏、T'04のM氏、Y女史、T'05のH氏、の五名が参加。事前にadmission officeやalumni officeから送ってもらった揃いのTシャツを着てブースのセットアップをする。

時間になった瞬間に大量の受験生の方々が会場に入場。
会場の音レベルとテンションが一気に上がる。
その後、3時間ほどの間ほとんど途切れることなく受験生からの質問に回答しつづけた。

五年前の自分自身のような多くの人々との会話。
3時間が過ぎた時、僕の喉はカラカラに乾き、名刺入れには30枚ほどの新しい名刺が入っていた。


他校の卒業生の多くとも久しぶりに再会することができて、楽しいイベントだった。
| 橋口寛 | MBA | 23:59 | comments(0) | trackbacks(0) |
分裂気味の土曜日:後編(仲間の壮行会)
2000年にビジネススクールを受験する際に、受験仲間達と作っていたメーリングリスト(ML)。

そのMLメンバーのほとんどの人はClass of 2003として留学し、何人かはClass of 2004として留学した。
大多数が留学して、帰国してくる中で、一時受験自体をやめていたA嬢とK氏が、今年再び受験を再開し、見事に五年越しでビジネススクールに合格した。

A嬢はインディアナ大学ケリースクール、K氏はロッテルダム・スクール・オブ・マネジメントに留学する。

今日は、彼らの合格祝賀会・壮行会だったのだ。
会場になったのは、四年前に我々の壮行会をやったのと同じ店。

集まったのは、先に留学して帰ってきたメーリングリストのメンバー達。
Harvard, Kellogg, Kellogg, LBS, IESE, UNC, Cornell, Tuck, Tuckの卒業生だ。

当事者でない僕には、彼らの心中を慮ることしかできないが、仲間が留学し、帰国してくるのを見ているのは、心中決して穏やかではなかっただろう。苛立ちや無力感やに苛まれることもあっただろう。
だからこそ、初志貫徹で、諦めず、五年もかけて合格を得た彼らのことを、誇らしく思う。

久しぶりに会った面々だったけれど、独特の時間を共有した仲間であり、当時の様々なことがとても懐かしく思い起こされた。





二次会も、四年前と同じ店で、当時と同じように馬鹿騒ぎ。

結局、三次会、四次会の店で朝まで飲み、明るい光の中を帰ってきた。



昼と夜と、分裂してしまうかと思うほどに、精神の振幅の大きな土曜日だった。
| 橋口寛 | MBA | 23:59 | comments(0) | trackbacks(0) |
婦唱夫随の留学
今年シカゴ大学ビジネススクールに留学されるYさん夫妻の、合格お祝いの食事会へ。

ちなみに、「夫妻」のうち、ビジネススクールへ留学するのは奥様の方で、旦那様は仕事を辞めてパートナーとして留学に同行されるそうです。


逆のシチュエーションであれば、普通に「ふんふん」なのであるが、Y夫妻のようなシチュエーションを聞くと、やはり一瞬驚いてしまう。
結局のところ、「夫唱婦随」というか、「女性は家庭に」というか、そういう固定観念があるのでしょうね。


時々、冗談ぽく、「ビジネススクール留学する学生のパートナーの生活が一番いい。次は妻にくっついてここに来たい」なんてことを教授やアドミッションスタッフなどと話したりしたのですが、実際にやるとなると色々と悩むところもあると思うので、第三者としてご主人の意思決定に思いを馳せて、勝手に感慨深いものがあったりする。

また、その選択肢の先駆者として、ご夫妻ともに是非とも素晴らしい果実を得ていただきたいなあ、と思う。


どこか「天然ボケ」?な奥様と、しっかりものの旦那様。

僕がそんなことを思う必要もないようなお二人ではあったが、
ご夫妻にとって、シカゴでの二年間が素晴らしい二年間になりますよう、お祈りしております。
| 橋口寛 | MBA | 23:59 | comments(0) | trackbacks(0) |
MBA友の会壮行会
神田神保町の学士会館で行われたMBA友の会の2005年ビジネススクール入学者壮行会に参加した。

2001年は自分達が留学する年の実行委員として、昨年は実行委員サポートとして参加したのだが、今年は単なる一参加者として参加させていただいた。
今年も新キャンディデイトを中心に、ホルダー、アプリカント計200名近い若者が会場を埋めていて、部屋じゅうにエネルギーが充満していた。

今年のゲストスピーカーは、堀紘一氏。
その後のスケジュールが詰まっていたようで、話をする時間もなかったのは残念だったが、氏のスピーチからは二つの言葉が印象に残った。

「強く「絶対上場してやる」と思ったら、もう8割がた上場は成っている(HIS澤田氏の言葉として紹介)」
「人生は他人との戦いではない。人は弱いので易きに流れる。その弱い自分の心との戦い」


5時間ほど、多くの人々と話す。

このイベントは、自分の中でも毎年何かを確認するためのマイルストンになりそうな気がする。


・・・・・・・・・・・・・・

父の痙攣が、ようやくほぼ収まってきたようだ。
父の容態の件で、ご心配をいただいた方、どうもすいません。
ありがとうございました。
| 橋口寛 | MBA | 23:59 | comments(0) | trackbacks(0) |
五年越しの合格
夜、机に向かって書き物をしていると、いつの間にか携帯に「伝言アリ」の表示。

メッセージを聞いてみると、MBA受験仲間のA嬢から、

「とりあえず合格したのでお電話してみました。またかけなおします」

という伝言だった。

急いでA嬢の携帯にかけ直した。



A嬢とは、2000年の夏に、我々がビジネススクール受験のためのメーリングリストを立ち上げた頃からの付き合いだ。

20名弱のそのメーリングリストのメンバーは本当に結束が強く、受験期間中は毎日何十通ものメールが飛び交っていた。
テスト対策や、予備校情報、出願書類の書き方、インタビュー情報、等等、、今思い出すと笑ってしまうような他愛もない内容もあった。

でも、そうやって一年弱が経過した後に残った結果は残酷で、出願校に軒並み合格した人もいれば、残念ながらひとつも合格できなかった人もいる。

そして、一緒に勉強した仲間が、Harvard, Kellogg, Tuck, UC Berkley, LBS, UNC, IESE, Cornell, などへ次々と留学し、そして留学を終えて帰国してくる中で、彼女は一旦は留学を諦めて仕事に専念していた。

そして、昨年、また再び受験を再開したのだった。


MBA留学は、できるだけ若いうちに行った方が良い、とする風潮も強い中で、もう一度受験を再開することは、大きなチャレンジだっただろう。

一緒に勉強した仲間が次々に留学していく中で、心穏やかではないことも多かったろう。

「行きたい」という思いと、「もう、いい加減にしたら」という内なる声との間で、悩むことも多かったろう。


でも、彼女は何度失敗しても諦めずに、願った結果を手にしたのだ。



A嬢の合格を祝うべく、ビールを空けた。

A嬢の五年越しの合格に乾杯!!
| 橋口寛 | MBA | 23:59 | comments(1) | trackbacks(0) |
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